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【ベストセラー】  小池新党が選挙で惨敗したワケは組織力不足とされますが、組織力増強を書いた本「失敗の本質」が大好評! [本  ブック]



単行本「失敗の本質」---日本軍の組織論的研究---は学際的な6人の学者によって,大東亜戦争の敗因分析を行ったユニークな本である。




本著の最後に6人の学者が、敗因を手短に以下のように要約している。




「結論として日本軍の失敗の本質とは、組織としての日本軍が、

環境変化に適合するように自らの戦略や組織を主体的に変革することが

できなかったということにほかならない・・・・・・と結ばれている。」



私はなるほどと分析力のすごさに驚愕した。

ところが厄介なことにこの本は、

今回希望の党を立ち上げ、衆議院選で惨敗した、

小池百合子東京都知事の愛読書だという。



小池百合子65.jpg




大東亜戦争の結果は、

今回の衆議院議員選挙に希望の党の代表として選挙戦の指揮とり、

惨敗をした結果とあまりにも酷似してはいないか。



大東亜戦争敗戦時大日本帝国海軍力はほとんどなし。

動ける艦艇はたったの数隻であったという。


昭和天皇.JPG




今回の衆議院議員選挙で、希望の党プロパーの当選は、

約90名の候補者中下記に述べる比例区のいわくつきの当選者ひとりで、

98%は民進党合流者である。




毎日のようにTVのワイドショーで敗因が語られている・・・・・・。

いままで出てきた敗因を要約すると次のようになる。


●風を吹かせこれまでの選挙戦を勝利してきた小池氏が惨敗したのは、

不用意な言葉「排除します」で一気に逆風を自ら起こした。

オウンゴール説。


●元防衛大臣時代の部下をとあるブロックの比例区で上位に据え、

選挙戦で最も早い当確を出し、

挙句の果てに希望の党に合流した民進党の重鎮を落選させた。

組織感覚欠如説。



●安倍政権打倒を第一義に戦ったにもかかわらず、

自民党の石破氏野田氏などの選挙区には対立候補を故意に立てなかった。

忖度政治を批判しながらの忖度政治を行った言動不一致説。


・・・・・・



しかし、上記のような敗因もあろうが、

私は「失敗の本質」を読んでいるので次のように考えている。



敗因はマスコミも報じていないが2週間の選挙戦を戦うに際し、

小池百合子氏の個人力でなく堅実な組織力の超軽視である。

いわゆる風現象とか空中戦とやらは、

最初から頼みとするようなモノではないと考えている。





新党代表として、

基本的には選挙民に希望の党の諸政策を訴え、

これに共感を求めるべきだ!!

それを最初から風の効果を狙った戦いぶりではなかったか?

風の効果は、せいぜい終盤戦のプラスαくらいの代物だ。



「鶏口となるも牛後となるなかれ」の諺が日本にはあるが、

小さな組織でもそのトップになることは

多くのことを学んだり経験したりするものである・・・・・。




日本は世界で最も義務教育が進んだ国のひとつ。

それなのに最初から風頼みとは、国民のインテリジェンス軽視も甚だしい。

その辺がボタンお掛け違いとはいえ,初動の誤りだ。




上記の三つのようなマスコミ分析は、率直に言えば氏を買い被った結果ではないか。




それではつぎにリアルな敗因を診て行こう。




前著での学者の総括では、「組織」としての日本軍は云々と結ばれているが、

ならば今回の選挙戦で希望の党に選挙戦を戦う「組織は有ったのか。」とまず問いたい。

ほかにも有るが・・・・・・。

党代表は小池氏と明確だが、

あと選挙期間中に希望の党人の役職名を聞いたことがない。





これまで若狭・細野両氏の検討結果をいとも簡単にリセットし党を立ち上げた後は、

氏ひとりでなんでも指示を出していたと思う。

これはいくら火事場の出来事とはいえ、ひどすぎないか?

これまでの選挙戦で、党代表が幹事長・選対委員長を兼務した例があるだろうか。

それでなくても都知事と党代表の二足のわらじであるのに!




このことは、

国会議員生活が長いにもかかわらず、

党として見た場合の選挙戦の最低限の業務ボリュームを全く理解していない等々、

ど素人党代表といわれても仕方がない。

国政選挙に関する義務教育レベルの知識も持たない。



つぎに、本筋の組織力強化に立憲民主党並の力を注いでいたら、

裸の王様には決してならずならず、

しかるべき参謀が有名な「排除発言」などしないように忠告したであろう。

そうではなかったので、他人の意見を聞く耳を持たない独裁者に変身した。



現政権打倒が第一義なら、

まずは右から左まで翼の下に治め戦うべきであろう。

数が力となる場面も大いにある。

必要ならば、打倒後に、たもとを分かっても遅くはないのだから。



結党宣言以来、彼女はリセット屋になった。

それは自分自身をAI付きの千手観音とでも考えていたのだろうか。

どさくさの中の選挙戦と言いつつも、

これでは希望の党の組織は動かない。




一方希望の党より後発の立憲民主党を立ち上げた枝野氏は、

選挙戦を戦うに必要な役職人事を2・3日の内に決め、

数人の民進党事務局職員の手も借り、

即、立憲民主党の組織を全国規模で、

曲がりなりにも通信網を築き、動けるようにしたではないか。



枝野幸男.JPG




二人の動きは、選挙民にあまりにも対照的に映るのではないでしょうか。





もっとわかりやすい言い方をすれば、

氏は大東亜戦争を戦うに当たり、

参謀もいなければ指揮命令系統もはっきりしない軍隊組織で戦ったようなものである。

戦争とは選挙戦も含めて、組織と組織のぶつかり合いである。

組織対個人の場合は、そこで勝負があったというべきか。




職務分析をすると分かるが、軍隊組織において、

組織を離れて大将一人でできることなど知れている。

大将が大将たる力を発揮できるのは、

軍組織が正常に機能して、二等兵に至るまでの部下の能力や装備等を含めた環境下で、

総合的な「組織力」を掌握して駆使できる場合である。



小池氏が二足のわらじを履きつつ参加した希望の党において、、

リセットの連続行使の結果、

参謀に当たる人間も見当たらず、

希望の党の組織を正常に機能させて、

組織力を駆使できたとはさらさら考えられない。

小池氏の場合、これら結果が正直に出たまでと考えている。



「失敗の本質」の愛読者がこのような失敗をすることは信じられないくらいだ。

理由は、本著は実例に則した組織力を強化する貴重な教科書であったから!!!


教科書とは、反面教師と言う言葉もあるように、

賢明な読者は失敗の具体的な事例から、

自ずと組織強化のための多くのことを学ぶことができる。

本著は英語などに翻訳されていないと思われるが、

文字通り「失敗の本質」を学ぶことにより

日本人にとって外国人より有利な立場にさえ立つ、

非常にためになる本である。


選挙の影響を受け現在増刷販売中。


廉価な本であるので多くの方に読まれることを願うものである。




希望の党の代表は「論語読みの論語知らず」というべきかもしれない。



⇓「失敗の本質」は組織力強化の実例に則した教科書⇓






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大東亜戦争敗北原因を簡潔に言えば、大日本帝国陸軍・海軍の組織学習欠陥の結果と言える [本  ブック]


「失敗の本質-日本軍の組織論的研究」(中央文庫・762円)は古い本ですが、
今に通じることが多々書かれており、読み応えのある本でした。


本著は日本軍は人・モノ・金の戦争遂行の資源が米国より圧倒的に劣っていたが、
それを前提としても、初期の真珠湾攻撃などの勝ち戦を除くと、
ミッドウエイ海戦以後は、
なぜ連戦連敗し敗戦に追い込まれた原因を社会科学的分析をしている。


この本の最後に総括として書かれていることは次のように結んでいる。


日本軍の失敗の本質とは、戦略的合理性以上に、組織内の調和と融和を重視し、
その維持に多大のエネルギーと時間とを投入せざるを得なかった。

このため組織としての自己革新能力を持つことができなかったのである。

それではどうして、組織内の調和と融和を重視せざるを得なかったのか。


それについても詳述されているが、

簡単に言えば日本軍の組織学習の誤謬が指摘されている。

組織内の調和と融和の問題より、優先して学習することがあったのではないかと。


具体的に言えば、組織学習にはシングル・ループ学習(与えられた問題解決能力。成功体験の学習。)と、
ダブル・ループ学習(未来の自ら問題を設定し解決する能力)とがある。


米軍はシングル・ループ学習を踏まえダブル・ループ学習を常日ごろしていたのに対し、

日本軍はシングルループ学習で事足れりとしていた点にあると述べているが

(換言すれば、戦略・戦術・戦法がどんどん進歩しているのに無視し、
自ら新たに生まれるだろう戦略・戦術に関する設定問題を解く訓練をしていなかった。)

鋭い指摘である。



(註)
・シングル・ループ学習:与えられた問題に対し最適解を出す。
・ダブル・ループ学習:シングルループ学習を踏まえ、自ら問題設定能力を有し、これに対する解を出す能力を有する。

戦争に勝利するには、基本問題に対する解を見出すだけでは、
初戦は勝利しても二回目以後はは敗戦となろう。
相手国軍も当然のことながらその間学習するのであるから。


今流の受験用語を使いいえば、
過去問の勉強ばかりで、未来問を考えなければ、
勝利は難しいことということだろう。



卑近な例を挙げれば、今場所稀勢の里が白鵬に勝利したのも、
ダブル・ループ学習の成果であろう。



この本は、大東亜戦争という戦争中心に述べられているが、
戦争を企業経営や入学試験などに置き換えても通用する話である。

⇓いま是非読みたい文庫本、これは失敗の本質 日本軍の組織論的研究⇓



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大東亜戦争の失敗の本質は人事評価が結果でなく動機やプロセス中心であったことに起因する [本  ブック]




大東亜戦争の失敗の本質は、人事評価が結果でなく動機やプロセス中心であったことに起因する



 
本著は1984年刊行されたものであるが、
今の社会に十分適合する内容と考えられ、
一読をおススメします。



本書は大東亜戦争における諸作戦の失敗を、
組織としての日本軍の失敗と捉え直し、
これを現代の企業組織・官僚組織一般にとっての教訓
あるいは反面教師として活用することを狙いとしたもので、
学際的な共同作業による、戦史の初の社会科学的な分析である。



これらの分析は、ノモンハン事件から始まり、
ミッドウエイ海戦、ガダルカナル作戦、インパール作戦、レイテ海戦、沖縄戦
6つの具体的事例を分析することにより
失敗の本質を明らかにしている。



多忙な方は、各事例の「アナリシス」を読めば
失敗の本質が理解できるようになっている。




結論として日本軍の失敗の本質とは、組織としての日本軍が、
環境変化に適合するように自らの戦略や組織を主体的に変革することが
できなかったということにほかならない・・・・・・と結ばれている。

しかし、さらに深堀すると、その本質は人事評価が結果でなく動機やプロセス中心であったことに起因すると考えられる。

この詳細は読んでのお楽しみ。




戦後の奇跡の復興を他国の人々は称賛するが、
日本という国の官僚組織・企業組織・自衛隊組織など各種の組織で、
組織のDNAはいまなお変わっていないように思われる。




本著は1984年刊行されたものであるが、
書かれている内容は今にも十分通用すると改めて考えさせられた。





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世界一かんたん定番年賀状   可処分時間  増大 [本  ブック]


師走も中旬になり、年賀状の受付が始まります。

皆さん、年賀状の準備はできましたか。

できてない人は次の文章も読んでください。


「世界一かんたん定番年賀状」を使うと年賀状が簡単にできます。

それでなくても忙しいあなたの可処分時間が増大すること必死です。

これを使えば、年賀状と住所録がそろっている場合、
文章と図柄選定から、
100枚の年賀状を印刷するのに約1時間くらいでないでしょうか。


私は毎年使っているから、学習効果が出ているかもしれません。


初めて使う人でも、
100枚の年賀状なら、
2時間程度でできるのではないでしょうか。


さあ、このソフトで暮れの忙しい時の時間短縮をいたしましょう!!



⇓とにかく早く年賀状ができちゃいます!⇓



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